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Samba3.0に関するメモ
Samba3.0alpha21をRedHat7.3で利用する。
さらにLDAPを利用しPDCを運用する。
RedHat9上に Samba3.0.0beta1 + LDAP + PDC環境を構築する

その他の作業メモ
Sambaのプリンタ共有でN-UP機能使う。
Windows上でプリンタの追加のとき「ネットワークプリンタの追加」で追加するときに、直接プリンタ名を入力することでインストールできますが、当方の環境ではなぜかローカルプリンタでは有効になっているN-UP機能が有効になりません。
「ローカルプリンタの追加」で追加したプリンタではきちんと有効になっているので、ローカルプリンタの追加を利用し、プリンタポートの選択で、「新しいプリンタポート」として、sambaのプリンタ共有を作成、選択してみたところN-UP機能が有効になりました。
なお、samba3.0ではサーバを対象にプリンタ追加ウィザードの起動は出来るようですが、現在の環境ではドライバの追加のときにファイルコピー後の処理で失敗するようでプリンタの追加が完了できません。

print$という特別な共有へのドライバファイルのコピーが出来ることまでは確認していますので、あと一息何か設定が必要なようです。

Sambaのプリンタ共有をCUPSで利用する。
RedHat7.3ではLPRngが印刷システムでしたが、RedHat8からCUPSに変更されていて、旧システムの設定のままではsambaを経由した印刷が出来なくなりました。
RedHat8.0/9のインストール直後の状態では、CUPSの設定がsambaプリンタ共有で必要なRAWモードのためのフィルタ設定が無効にされていますので、/etc/cups/mime.convsの最終行付近のコメントアウトを外して有効にし、/etc/samba/smb.confの[global]セクションにprinting=cupsを追加するか変更します。
CUPSをアップデートしたあともmime.convsがもとに戻ってる場合があるので、注意する必要があります。

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