最初につまづいたのはqmailをrpmでインストールしようとしたところで、公開されているvar-qmail-createからqmailのインストールバイナリをビルドすることがどうしても出来なかった。
現症はビルド途中にhostname -f でドメイン名が取得出来ずエラーになるというもので、hostsファイルやhostnameをどう修正しても解決出来なかった。
最終手段としてネームサーバ(bind9)をいれることにしたのだが、rpm -qで確認するとなんと既に入っていたが起動していない状態だった。
つまりこの状態が正しくなかったのでhostname -f コマンドはどんなにhostsを編集してもドメイン名を返してくれなかったのかも知れない。
ここでbind9の設定することになったのだが、参考にしたのは
http://
で、webminを使用して設定した。
外部からの名前解決はDDNSで外部サーバに依託しているので、bind9の設定は内向きの設定のみになると考えて設定したのだが、はたして正しいのだろうか??とりあえず内向きのドメイン、ホスト名だけ登録して、この先問題が起きたらそのとき対処することにした。
とりあえずhostname -f でドメイン名が表示されるようになったので先に進める。
hostnameの問題が解決するとvar-qmail-createのビルドは実にスムーズに進みインストールまで完了した。
qmailの制御ファイルの設定はWebminのqmailモジュールを使用した。
いろいろな情報に振り回されたがメールキューやユーザメールボックスの確認まで1パッケージで出来るので高度なことをしなければこれで十分そうである。
qmailの起動は多くのサイトで推奨されているtcpserver(ucspi-tcp)経由とした。
tcpserverのSRPMを探し出し、ビルドしてインストール。
起動スクリプトはRedhat9のserviceコマンド対応となるように調整した。/etc/init.d/qmail(その1)