kazu-h に投稿

気が付くと抱卵したメスが10匹余りに。。。
これを放卵時期にあわせてそれぞれ隔離→卵回収→孵化→幼生回収の作業をビーカーとペットボトル孵化器でこつこつ行うのは現実的でなくなった感じ。
親えびをアミですくって隔離する作業は仕方ないが放卵された卵の回収、孵化器への移動、孵化した幼生を卵とより分けて回収という作業はなんとか自動化したい。
というわけでアクリル板を加工して、放卵された卵が半自動的に孵化器に移動し、孵化した幼生が自動的により分けられる装置というか容器を製作。

構造としては親えびを隔離し放卵させる放卵ボックス、放卵した卵を孵化させる孵化器、孵化した幼生をより分けて集める回収ボックスがいい感じに連結されたもの。
ともあれ製作した容器は改善余地はいくつかあるがおおむね良好に機能している模様。
放卵をはじめそうな親えびをすくって容器の放卵ボックスに投入、放卵された卵はなんとなく自動的に孵化器に投下(フンも一緒なのが難だけど、、)、孵化器では先細りの底からのエアの噴き上げによって卵が攪拌され順次幼生が孵化している模様で、孵化した幼生は水流の弱まっている孵化器の上部に集まり、そこに設けた横穴から幼生回収ボックスに自ら移動しより分けられる、といった具合に気が付いたら回収ボックスに大量の幼生が集まるようになった。
あとはその幼生をスポイトで吸い取り汽水タンクに移動。
また放卵の終了した親えびは放卵ボックスに設けたゲートを開けて外にお帰りいただいている。
完全密閉型でないので外側となんとなく水の交換が行われ容器内の水質の悪化が抑えられている気がする。

孵化器が一番水質が悪化しやすいがたまに新しい水を孵化器に投入すると汚れた水と一緒に外に流れ出し水質を改善させられるので楽。

4日程前から始め今日までに8匹程の親えびを順次放卵させたが、自己比較ながらだいぶ楽になった感じ。
10匹の抱卵を確認していたのであと2匹なのだが、放卵時期が遅かったのでまだ隔離するには至らず、と思いきや更に2匹放卵した模様??
繁殖の季節の春とはいえお腹の休まる暇のないメス達。一体どうなることやら。。
一方、カメ水槽のえび達は一向に抱卵する様子なし。こっちもどうなることやら。。

category