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2004年末のどさくさのせいか、WindowsマシンからLinuxサーバに接続したプリンタへの印刷が出来なくなってしまっていた。
LinuxはRedHat9、ただしyumコマンドを使用して有志によって提供が継続されているセキュリティパッチを適用させている。
プリンタはHPのDeskJet720。
/var/log/cups/error_logを参照するとESP Ghostscriptパッケージがインストールされてないのでは?という内容のメッセージが書かれていた。
原因は、CUPSに含まれるmime.typsとmime.convsのうち、mime.convsのapplication/octet-streamの行がコメントアウトされたためであった。
以前はきちんとコメントアウトを外していたので、yumコマンドによるパッチ適用の過程で再びコメントアウトされたのではないかと考えられる。
この行は、WindowsからRAWデータ印刷を受け付けるために必要な設定で、これが無効になっていたので、文字としては無意味なデータに対してPostscript変換などを行おうとして失敗した結果がログに残ったようである。
上記コメントアウトを外してservice cups restartすることで復旧完了。

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